心身症も自律神経失調症も、ストレスなどの心因が影響して起こるという点では同じですが、
身体疾患の有無や症状の現れ方に微妙な違いがみられます。
「心因が影響して身体に異常が現れる疾患」といえば、
まず心身症を思い浮かべる人が多いようです。しかし、自律神経失調症とは症状が異なっています。
自律神経失調症と心身症のおもな違い
■自律神経失調症
多数の器官に症状が現れる 明らかな身体疾患はなく、症状は不安定で消えたり現れたりする
心因のほか、生活習慣の乱れ、体質などが影響する
■心身症
ストレスなどの心因により、たとえば胃潰瘍のように
実際に臓器に病変ができたり、緊張型頭痛のように
検査で異常はないが頭痛や肩こりが生じる。
といった
心の問題が影響して起きたり、悪化したりする身体の疾患を
総称して「心身症」といっています。(ただし神経症や躁うつ病などの他の精神障害に伴う身体症状は除外します。)