お酒を飲まずにはいられなくなり、飲みだすとブレーキがきかない。
飲んだときに問題行動が現れる。
手が震える、眠れない、寝汗をかく、集中できないなどの症状が現れる。
時には、てんかんを起こしたり幻覚が出ることもあります。
アルコール症のタイプ
■単純酩酊タイプ
気分が高揚し、よくしゃべる、気が大きくなる、そのうちにろれつが回らない、
ふらつく、急に泣いたり、大笑いするといった、いわゆる酔っ払いの激しい症状です。
これがエスカレートすると、次の問題行動タイプに移行することがあります。
■問題行動タイプ(酒乱型)
いわゆる酒乱タイプ。飲むと暴れたり、因縁をつける、
からむなど、異常な行動をとる質的コントロールが出来ないタイプ。
本人は部分的に、あるいはまったく状況を覚えていません。
覚めたあとで周囲の人に教えられて、初めて自分の醜態を知ること多い。
■逃避型・怠業タイプ
飲酒時にはたいした問題行動はありませんが、二日酔いのため翌日の
約束をキャンセルする、仕事に遅刻するなどをくり返すタイプです。
また、アルコール以外にも薬物、
ギャンブル、異性等にも依存する場合がある。主婦のアルコール症を
「キッチンドリンカー」呼びますが、これは飲酒のために家事や仕事ができなくなるタイプのことをいいます。
治療
治療開始と同時に、家族を含めた指導やカウンセリングを行います。通院か入院治療かは状況によってさまざま。
薬物療法では、抗不安薬、抗うつ剤などを使用。
飲酒すると悪酔いをする抗酒剤、離脱時にはベンゾジアゼピン系の薬物を使います。
精神療法では、家族療法、集団精神療法、内観療法。また、作業療法、リラクゼーション療法、断酒会への参加など。