筋肉は力を加えると緊張します。じつはこの瞬間は筋肉だけではなく 神経も一緒に緊張していると考えられます。このしくみを利用した 療法が筋弛緩法です。

自分の意志で直接コントロールできる体の 筋肉を順々にリラックスさせて、体の緊張を取り去り、心に雑念やマイナスの考え、 あるいはマイナスのイメージが湧いてこないようにする。 つまり心をも完全にリラックスさせるというものです。

方法は簡単で、例えば目の場合であれば、目をぎゅっと瞑ってから、ぱっと目をあけると、 筋肉の緊張がほどけてふわぁ~っとなります。この緊張からの開放の感覚を味わうというものです。

リラックスしたい部位に力を入れて緊張を緩めるだけの方法 ですので場所や時間も気にせず、気が付いたらすぐにできるので大変手軽です。

リラックス状態は15秒ほど感じていると良いようです。

精神分析療法

精神医学者のフロイトらが提唱した精神分析を用いる療法です。 患者さんの心の世界(内的世界)を理解するにあたって、 意識された領域のみならず、無意識の領域も考慮するという観点に立っています。

患者さんの過去の歴史も含めて、私たちの意識しないところでの、 <葛藤>が本人の不適応行動や心身の病的状態を引き起こしていると考えています。

精神分析療法では患者が自分のことをすべて話していくようになるので、まず、医師や診療療法士などと患者が面談をし、 そういった療法に適しているかを確認します。

それが可能であると判断された場合、治療者の質問に答えていく形で様々なことを話します。治療者はそれを受けて、 患者の心の奥までを分析し、トラウマをみつけます。トラウマが見つかれば、今度はそのトラウマを癒す方法を探し、治癒へ導きます。